遺伝暗号とアミノアシルtRNA 遺伝子の発現 NS遺伝子研究室

DNAの塩基配列を、タンパク質の中のアミノ酸の並び方に変換するルールは「遺伝暗号」と呼ばれています。 遺伝暗号は基本的には全ての生物で同じであり、このように全生物が共通のルールを持っていることは、現在の生物が共通の祖先を持つことの証拠と考えられています。 遺伝暗号のルールを 図2 に示します。 このルールは1960年代に解明されました。 3つの塩基が1つのまとまり(コドン)となって特定の意味を持ちます。 例えばTTTというコドンはフェニルアラニンというアミノ酸を意味します。

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